4.演習

ここではGMATKINGの具体的な使い方を説明します。

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Verbal & Mathの演習

以下はSCを例にした説明ですが、CR, RCについてはSCをそれぞれCR, RCに読み替えて下さい。

(1)問題プールの選択

 GMATKINGを起動後、下図のようにQuestion Poolのプルダウンメニューをクリックして問題プールから演習したいプールを選択します。問題プール番号はSCの場合20問ごとに付けられています。

(2)問題演習の開始

 問題プールを選択後、Nextボタンをクリックすると演習が開始されます。各問題は本試験同様の残り時間の他にfig4-1-2のように秒単位で解答時間が計測され、後でどの問題にどのくらいの時間を使ったかが分かるようになっています。本試験では時間管理が総合スコアを上げるために重要になりますので、ご自分の目標解答時間を決めて、その時間内に解答できるように練習します。

残り時間が5分を切ると本試験同様に秒単位まで表示されるようになり、0分を切っても演習が終わらなかった場合にはマイナス表示になります。ただし、残り時間は演習記録には残りません。


fig 4-1-2

 演習が終了するとポップアップメッセージが表示されますのでOKボタンをクリックします。

(3)演習結果のレビュー

 SCの演習結果のレビューを見るには次の順番で操作します。

  1. Preview QuestionsのSCをクリックして選択状態にします。
  2. OutputからResultsを選択します。
  3. Nextアイコンをクリックします。


fig 4-1-3

 演習結果表示画面が表示されます。演習結果表示画面をたい時は演習結果表示・ウィンドウの右上の×をクリックします。演習結果にはCAT演習の結果は除外されて表示されます。CAT演習では時間不足でランダムクリックする場合があり、これを含めてしまうと正確な分析ができなくなるからです。


fig 4-1-4

(4)演習履歴の表示

 過去の演習結果を解析するにはfig 4-1-5のように次の順番で操作します。演習履歴では問題プールは選択できません。全ての演習履歴が表示されますのでスクロールさせて必要な演習履歴を参照します。

  1. Review QuestionsでSCを選択。
  2. OutputでAnalyze Mistakesを選択。
  3. Nextアイコンをクリック。


fig 4-1-5

 fig 4-1-6の解析画面が表示されます。Repeat欄は過去に演習した回数を表示し、@マークは正解した回数、A〜Eは不正解してそれぞれの選択肢を何回選んだかを指します。例えば、@の問題プールO091の9番の問題は過去に3回演習して、3回ともAを選んで間違えた事を意味しています。この事から、この演習をやったユーザーはAで必ず間違えており、Aを選んでしまう理由を検討することにより、9番のポイントを学習することができます。

 演習解析画面を終了したい時は演習解析ウィンドウの右上の×をクリックします。解析結果にはCAT演習の結果は除外されて表示されます。CAT演習では時間不足でランダムクリックする場合があり、これを含めてしまうと正確な分析ができなくなるからです。


fig 4-1-6

(5)問題の復習

 演習後、復習をするには以下の順番で選択します。

  1. Review QuestionsのSCを選択状態にする。
  2. OutputでReview Questionsを選択する。
  3. Nextアイコンをクリックする。

 問題レビュー画面が開きます。右上のQuestion Poolからレビューしたい問題プール番号を選択すると自動的にプールの問題番号がQuestin Numberに表示されます。Questin Numberをクリックするとクリックした問題が表示されます。過去の演習記録を削除する場合にはDate欄の削除したい日付を選択してDELETEボタンをクリックします。

 ここで選択肢をクリックしてAnswerCheckアイコンをクリックすると選んだ選択肢が正解か否かを確認できます。また、Choice Explainアイコンをクリックすると解説やメモを記録できるメモ画面が開きます。メモ画面については“(7)メモ画面の使い方”を参照して下さい。

 問題レビュー画面を閉じてメインメニューに戻るにはTest Quitアイコンをクリックします。


fig 4-1-7

※SCキーワード検索

SCレビュー画面右下のテキストボックスに最大3項目までキーワードを指定してそのキーワードを含む問題だけを検索する機能です。 検索キーは3つまで指定でき、 so that being と指定したら so xxxxx that xxxxx being を含む選択肢を持つ問題を検索します。空欄は無視されます。検索結果は Question Number 欄に表示され、それをクリックすると該当する問題が表示されます。

選択肢は正解と不正解をチェックボックスで指定できます。サーチボタン左のチェックボックスをチェックして検索すると検索対象は正解選択肢のみに限定されます。左図の例では being が正解になっている問題を検索することになります。

自分専用の一発切りリスト作成や、一般に言われている不正解キーワードの検証に便利です。特に不正解キーワードが正解になる場合にはどのようなパターンがあるのかを検証できます。

 

(6)メモ画面の使い方

 問題レビュー画面でCHOICE Explainアイコンをクリックするとメモ画面が表示されます。問題番号はQuestion欄に自動的に入力されます。Choiceは自由に選択できますが、1つの問題番号に対して1個しか記録できません。UpdateボタンをクリックするとExplain欄に記入したメモ内容が記録されます。メモ内容を削除するにはDeleteボタンをクリックします。メモ画面を閉じるにはExitボタンをクリックします。

 メモ画面を開いたまま、レビュー画面の問題番号をクリックすると自動的に該当する問題番号のメモ画面が呼び出されますので、いちいちメモ画面を開きなおす必要はありません。


fig 4-1-8


AWA演習

 AWAは多くの受験者があまり練習に時間を割かないセクションですが、一般的にはMBA受験には4.0以上は必要と言われています。AWAの基本戦略はテンプレートを暗記して、トピックに合わせて作文することです。AWA演習画面では本試験と同じ問題で演習ができ、テンプレートの暗記作業や、トピックに慣れることができます。メインメニューで各トピックの演習回数が表示されるので本試験受験までに全てのトピックを一度は演習しておくと効果的です。

 AWA演習画面は練習を主目的にしていますので、入力した文章を記録する機能はありませんが、必要に応じてWindowsに標準搭載されているアクセサリのメモ帳等にコピー&ペーストで移して保存して下さい。


fig 4-1-9