6.演習データのエクスポート

 GMATKINGの演習データはAccess2000が入っているPCであれば直接ExcelデータとしてSC,CR,RCのセクション別にエクスポートする事ができます。Access2000が入っていないPCの場合にはCSV形式でエクスポートしてExcelからCSVファイルをインポートすることができます。
 エクスポート機能により、GMATKINGユーザーは自由にExcel上で自分の演習結果を加工して効果的な解析を行なうことができ、スコアアップに役立てることが可能です。


(1) Excel形式での演習データのエクスポート

 メインメニューでエクスポートしたいセクション(SC, CR, RC)を選択して、Outputプルダウンメニューから Export to Excel を選び、Nextアイコンをクリックします。

 エクスポート先のディレクトリとファイル名を任意に指定します。下の例では SC-result.xls というファイル名を指定しています。開くボタンをクリックすると指定したファイルに演習データがエクスポートされ、「Excel file export completed.」メッセージが表示されるのでOKボタンをクリックして終了します。エクスポートファイルにはCAT演習の結果は除外されています。CAT演習では時間不足でランダムクリックする場合があり、これを含めてしまうと正確な分析ができなくなるからです。CATのデータの分析にはエクスポートファイルを使う事が出来ます。

(2) 表示書式の調整

 エクスポートしたExcelファイルを開くと下図のように elapse (各問題の解答時間)の表示が正しくないように見える場合があります。これは秒単位の時刻表示に書式を調整することで正しく表示されます。

 下図のように elapse 列を「F」をクリックして選択状態にし、F3セル上でマウスを右クリックして「セルの書式設定」を選択します。

 次に下図と同じように「時刻」を「13:30:55」に書式を設定すると elapse は正しく表示されます。

(3) CSV形式のエクスポート

 メインメニューでエクスポートしたいセクション(SC, CR, RC)を選択して、Outputプルダウンメニューから Export to CSV File を選び、Nextアイコンをクリックします。

 エクスポート先のディレクトリとファイル名を任意に指定します。下の例では SC-result.csv というファイル名を指定しています。開くボタンをクリックすると指定したファイルに演習データがエクスポートされ、「CSV file export completed.」メッセージが表示されるのでOKボタンをクリックして終了します。

 エクスポートしたCSVファイルをExcelで開き、elapse表示が正しくない場合には「(2)表示書式の調整」を行なって下さい。CSVファイルをExcelで開く手順についてはExcelのヘルプを参照して下さい。


ヒント: CSV形式のファイルをExcelで開くと1列にデータが全部入ってしまう場合に複数列に分割する方法

 Excelの設定によってはCSV形式の区切り文字が「, 」(カンマ)でなく空白文字などになっている場合はデータが正しく列に収まりません。このような場合は次の手順でExcelに取り込みます。

  1. エクスポートしたファイルのファイル拡張子をエクスプローラで .csv から .txt に変更します。例えば MyData.csv だったらこれを MyData.txt と変えます。
  2. Excelの「ファイル」→「開く」で「ファイルの種類」を「テキストファイル」と指定します。




  3. ファイル名を変更したエクスポートファイルを開きます。(この例では MyData.txt を開きます。)
  4. 元のデータ形式は「カンマやタブ・・・」を選択して「次へ」をクリックします。




  5. 「カンマ」だけにチェックを入れて「完了」をクリックします。




  6. 正しく列が区切られました。